今朝も雪が深深と降っていますね
皆様おはようございます。
寒くてなかなかお布団から出られない、今日この頃ですが
皆様、体調はお変わりありませんか?
先日クリニックの感染症会議でも、今年はまだインフルエンザは
出ていないとの報告でした。おそらく年末年始に帰省後に全国各地に
人が移動することによって一気に広がるのではないか? と見られて
ます。
人ごみに出かける際は、マスク、帰宅後の手洗いがやはり予防の
王道です!!
そのインフルエンザの治療、ここ1.2年で少し変わってきています。
内服の種類が増えたこと、点滴治療も可能になったことです。
■タミフル
成人はカプセル、小児は粉薬(体重により量が変わります)。1日2回、5日間内服する飲み薬です。成人の5日分の薬価(薬剤のみの費用)は3,091円。
■リレンザ
成人、小児ともに、1日2回 10mg(5mgを2回)、5日間吸入して使う薬。呼吸器に入って効果を示す薬で、吸入薬が使える年齢である5歳以上が適応になります。口の中に残ったものは、消化液で分解されてしまうので効果はありません。5日分の薬価は3,374円。
■ラピアクタ
成人は、1回300mg(小児は体重で変わります)を、医療機関でインフルエンザと診断を受けた際に、約15分間かけて点滴していきます。1回だけの点滴による投与なので、飲み忘れを防ぐことができます。点滴用パック1回分の薬価は、5,634円。
■イナビル
成人及び10歳以上の小児は40mg(20mgを2本)、10歳未満の小児は20mg(20mgを1本)を1回、吸入して使います。最初の1回だけ吸入すればいいので、こちらも飲み忘れを防ぐことができます。薬価は、成人の40mgで、4,161円。
当院でも、全種類を準備していますので、インフルエンザの際には
内科担当医にお尋ねください。
さて、話は変わりますが
年内は本日28日と30日で診療は終わりになります。
本日は通常通り夕方17時まで
30日は午前中のみの診療(12時半まで)となっております。
道路状況も悪いですから、ご来院の際は予約時間に遅れても
大丈夫ですので、無理なさらずいらしてください。