皆様おはようございます。
本日、美子スキンクリニックは休診日です
11月11~13日 臨時休診
11月14日(金)専科のみの診療
11月15日(土)専科のみの診療
11月16日(日)脱毛専科のみの診療
専科
- 美容専科:美容相談、シミ、しわ、たるみ、ボトックス、ヒアルロン酸、レーザー、ピーリング、STSR
- ほくろ専科:ほくろの切除相談、切除(保険診療)、その他の手術(保険)
- いぼ専科:首/体のいぼの治療(保険診療)
- ニキビ専科:ニキビ相談、治療
- 肌荒れ専科:肌荒れ相談、治療
- 脱毛専科:男女レーザー脱毛、カウンセリング、相談
化粧品OEM会社訪問
今回は、火曜日から出張に出かけていますが…
その目的は化粧品の開発♪
そして、新クリニックに導入する機器の選定のために
東京のクリニックを訪問させていただいています。
化粧品OEM会社の訪問はこれで3つ目…
それぞれの会社に得意なことがあり、私たちの
希望も熱心に聞いてくださり、うれしい限りです。
フリーズドライをしながら成分を抽出できる
機械です。
見た目がきれいなので…クリニックに飾りたく
なっちゃいます。
化粧品の原料はそれこそ、数千以上ありますから
それぞれどのように組み合わせて
希望の効果を出すため
心地よいテクスチャーを作るため
経験とデータが必要です。
ここ数年の基礎化粧品の様子を見ていると
洗顔料から化粧水、クリームに至るまでそのすべてが
「高保湿」に傾いているなと感じています。
洗顔しても、ヌメリ感のようなものが残って
何度も何度も洗い流すものですから、かえって
肌荒れを起こしてしまう…
私自身も、6年ぐらい前までは
「保湿が一番大事」と考えていましたが、
トレチノイン+ハイドロキノンによる治療に出会って
その概念は大きく変わりました。
保湿は害なのかもしれない…
(あくまで、アトピー性皮膚炎などがない肌でのことですが)
この話は、またいつか語るとして今日は基礎化粧品のお話♪
肌荒れ(過度の敏感肌)で受診される方は、圧倒的に女性です。
9割以上が女性といっても過言ではありません。
男性や、高校生ぐらいまでの方は
肌荒れで受診することはほとんどないんですよね。
(肌荒れ:過度の敏感肌。ニキビなどは除外です)
そんな
男性や若い方々が使っていないもの…
それは
基礎化粧品
メイク用品
この2種類。
実際に、治療のために化粧品を使うことをやめていただくと
改善していくケースがほとんどです。
でもなかなか
まったく化粧品を使用しない生活は、それまであれこれ
使っていた方には難しいもので
そこで今回
肌を刺激しない、害にならない基礎化粧品を
まずは作っていこうと考えてあちこちの化粧品OEM会社と
相談している次第です。
クレンジング・石鹸
肌を刺激しない・害にならない基礎化粧品…と考えていく中で
まず初めの関門は
クレンジング・石鹸
です。
肌荒れの原因となる、界面活性剤の塊ですから
ここをどのようにクリアしていくか。
各OEMメーカーから話があったのが
ウォーター系のクレンジング。
これが刺激が少ないそうです。
でも
泡立たなくって、さっぱり感が足りなくって…なかなか
日本人受けはしにくそうですね。
プラス
ウォーター系でふき取るタイプを作ってしまうと
ふき取るペーパーの刺激でかえって肌荒れを起こす可能性もあります。
ですから
ウォーター系でかつ洗い流すタイプ、そしてさっぱり感のあるもの
を作っていかないといけません。
その対極にあるものが「石鹸」
石鹸はそれこそ界面活性剤の塊のようなものですが
面白いことに、洗い流した際にはすぐに肌からその界面活性剤成分が
とれる性質を持っています。
石鹸が泡となって肌に触れている時間は短時間なので
かつ
肌から速やかに界面活性剤が離れることを考えると
やはりすぐれた洗浄剤とも言えます。
この2種類あたりで、作っていくことを検討中♪
化粧品つくりは、未知の世界ですが楽しいです。