手あれは早めに治療を!!
水が冷たく感じるようになってきましたね。
台所仕事の時、ついついお湯を使うようになってきたのは
私だけではない…と思いますがいかがでしょう?
これからの時期、受診される方が多いのが
- 手荒れ
- 乾燥肌のかゆみ
です。
今日は手荒れについて少し書いていきたいと思います。
受診される方で、圧倒的に多いのは、
ひび割れて水もしみます。
痒くて痒くて夜も目が覚めます
などと、かなり症状の進んだ方々です。
やっぱり、お仕事をしていたり、日々忙しいと病院に行くのは
面倒だし、ハンドクリームを外用して頑張っているので、病院に
行くのはもう少し悪くなってから~ っと遠慮している方も
多いのではないでしょうか?
お気持ちは分かりますが、実は、
若干の手あれでも早めに薬を使った方が良い場合もあります。
その見分け方です。
手荒れを生じているな~っと思った場合、
1. ハンドクリームを塗ったら、ツルツル 次に手を洗うまで特に問題なし。
2. ハンドクリームを塗ったら、はじめはしっとりしたが、10分もすれば
ささくれなどが目立つ
どちらの状態でしょう?
1であれば、このままハンドクリームを外用していただければ
大丈夫です。
しかしながら、2 タイプの方!
すでに、炎症が起き始めていて、なかなかハンドクリームだけでは
治癒しません。
早めに、治療を開始したほうが良いです。
(以上はあくまで私の考えです。すべての皮膚科Dr.がこのように考えているわけではありませんので…お気を付け下さい)
しかも、治療を行うにあたりこの場合は弱めの薬が
効果的です♪
ヒドロコルチゾン酪酸エステル+サリチル酸ワセリン程度の
強さを1日10回でも20回でも外用する事がおススメ
この軟膏、皮膚科的にはかなり弱いので
小さなお子さんと生活されている方でも安心してお使いいただけますよ。