皆様おはようございます。
本日美子スキンクリニックは診療日です。
2月の臨時休診日は
2月22日(土)
2月27日(木)
となります。
ご不便をおかけしますがなにとぞよろしくお願いします。
2月22日(土)は休診となるため、振替で
2月23日(日曜日)に特別診療を行うこととしました。
今回の2月23日(日曜日)の特別診療は
予約以外の一般皮膚科も通常通りに診療いたしますので
普段、休みの予定が合わなくて受診できない方、
また、日曜日なら何とかなる~なんて方は
どうぞお気軽に寄っていただければ幸いです。
2月23日(日曜日)は10時~18時までの通常通りの
診療です。
私のシミはどう治療する?
さて、今日から数回シミ治療のケーススタディーを
示そうかと思います。
以前もレーザー治療の経過でご紹介した写真ですが
こちらの方の場合
- 日光色素斑(大きいもの 直径2㎝越え)
- 日光色素斑(小さいもの 点状の細かい茶色)
- 全体のクスミ
これらの色素斑が混在しています。
こちらの症例の特徴は
- 薄い茶色のシミ:薄い茶色は比較的浅いところのシミ
- 細かいものが多い
- 皮膚は比較的しっかりとしている
当然、ほぼ全部のシミを取ることが可能です。
ではいったい、どんな方法でシミを除去していくのか。
今回はレーザー、光治療、塗り薬という
選択が可能です。
治療の方法を選ぶポイントとしては
- 急ぎ(1か月以内にきれい)なのか時間の余裕があるのか(4か月ほど)
- 予算
- 治療後の反応に対する許容範囲
などがあげられます。
ご要望を無視して、一番良い方法を考えると
まずは目立つ大きなシミをレーザー
↓
1週間後かさぶたを除去
顔全体のトレチノイン+ハイドロキノン療法を4か月
レーザー ¥42,000-
トレチノイン+ハイロドキノン療法(外用療法) ¥45,000-
合計 ¥87,000-
メリット:大きなシミは1週間程度で除去できる。
残った細かいシミは、レーザーだと割高かつ
全体をきれいにするには、外用療法の方が
ムラなくきれいにすることが可能。
さらに、レーザー後に生じる可能性のある
炎症後色素沈着の対策も兼ねている。
デメリット:レーザー後、茶色いテープを調布1週間
外用療法による反応(赤み、ヒリヒリ、皮向け)のため、接客業の方には向かない。
ハイドロキノンにかぶれると治療困難
それではここから、もう少し個人個人の要望に合わせてのアレンジです。
個別のご要望パターン
その1:もう少しお財布に優しく…
最初のレーザー治療をやめて部分使用用のトレチノインを追加
-¥42,000
+3,780
合計¥48,780-
その2:赤くなる外用の反応が無理
最初のレーザー1週間後から
顔全体のレーザートーニング(赤くもならない、カサブタもならない)
1週間ごとに5回
-¥45,000
+¥99,900(税別)
+¥8,400 ハイドロキノンの料金
合計155,295-
その3:レーザーは怖い
この場合は、光治療を数回行います。
ただし、大きな色素斑は取れない可能性が高く、
全体の細かいものが淡くなる程度
光治療 eMaxSR 21,000×4回ぐらい