皆様おはようございます。
本日は、美子スキンクリニックの診療日です。
11月の臨時休診は現在のところ
11月14、28日(木)天神下皮フ科形成外科勤務
11月16日(土) 15時までの診療
11月22日(金) 13時までの診療(夕方再開するかは検討中)
となっております。
年末年始は今のところ
12/30までの診療
年始は
1/4(土)からスタートを考えています。
この連休中、お花を贈る予定があって
日比谷花壇さへ。
こんなに可愛い花束を作ってくれました♪
花束を作っていただいている間、店内にいたのですが、
お店全体がとてもいい香りなのです。
切り花から香っている訳ではなさそうなので、
「何の香りですか?」と伺ったところ
このデュヒューザーですとのことで、
さっそく購入してうちの玄関に置いてみました。
ラベンダーの香りなのですが、一般的な
香よりも、甘味が強い印象です。
日比谷花壇で販売していましたので、
気になる方は、キャッスルホテル1階にある
お店に行ってみてください♪
シミ治療は長期戦
今日はシミの治療について、ちょっと皆さんの
イメージとは異なるお話をしようと思います。
シミ治療=レーザー=1回で取れる
そんなイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが
実際治療を行っていると
シミ治療=レーザーや塗り薬…意外に長期戦
なんてことが多々あります。
先日のJMEC主催のトータルアンチエイジングセミナーにおいても
「肝斑・シミの治療は1~2年ほどかかるつもりで」
そんなお話がメインでした。
特に「意外に長期戦」になりやすいしみは
肝斑。
先日導入したレーザートーニングができる
レーザーも、いきなり始めるのではなく
2~3か月、内服などによるプレトリートメントを
行った後に、レーザートーニングをしたほうが
お勧めだという話もありました。
すぐにトーニングを行う場合もあれば
内服と同時に、トレチノイン+ハイドロキノンの
外用療法を行って、それでも残ったものだけ
トーニングを行うというプロトコールもあります。
トレチノイン+ハイドロキノン治療に2~4か月
トーニングに 2か月
肝斑の場合でも、少なくとも4~6か月ほどの
治療を考えた方が無難です。
ましてや
肝斑の上に、日光色素斑というシミが重なっていた
場合は、日光色素斑をまずは行い
(この場合、日光色素斑は一度薄くなった後に
濃くなります。)
その後に残った肝斑とレーザー後の炎症後色素沈着を
上記の治療で行うので、プラス
1~2か月かかります。
こういった理由で、
シミ=1回のレーザーで取れる
という訳にはいかない症例が多いことを
頭の片隅に置いていただけると、クリニックでの説明が
すんなりわかるのではないかと思います。