日焼け止めについてのお勉強
皆様こんにちは。
日本列島、台風の話題でもちきりですが…秋田も風が強くなってきました。
今夜は多雨になるようなので、皆様、早めのご帰宅で安全を確保して下さいね。
さて、今日は再び化粧品のお勉強をしました。忘れないうちに
ブログに掲載しておきます…が、本題に入る前に、質問がありましたのでお答えします。
オバジから新しい化粧品に切り替えるのですか?
いえいえ、今のところはオバジは最強の美白治療なのでこのまま継続です。
今回の化粧品は、オバジを終えてキレイになった人が、じゃぁこの後何を
使っていけばいいの?オバジのままでもいいの? という時のための
そして、夏場オバジを出来ない時のおススメの化粧品として導入しようと
考えています。
ただし、いつかオバジを超える治療用のアイテムを(オバジの使いにくい点を
改善して)オリジナルで作っていきたいな~なんては企んでいます。
お楽しみを♪
日焼け止め選び方編
今日の本題。
日焼け止め、皆様お使いだと思いますが、何を基準に選んでいますか?
- SPF
- PA
- 紫外線吸収剤の配合有無
- 価格
- 白浮するかどうか
などではないでしょうか?
理想を言えばSPF,PAは高く、紫外線吸収剤は配合せず、白浮もしなくて
価格も安い…なんてなっちゃいます。
結構難しいですね。
様々な商品があふれる世の中、日焼け止めを選ぶ時に大事なことが一つあります!!
それは、
日焼けを抑える為には1日に2,3回塗り直すということ。
ですから、どんなものだったら1日に2,3回の塗り直しが出来るか…
譲れない条件は使用感なのか、色なのか、価格なのか。。。
1日に数回塗り直す事が可能なことを前提とすれば
SPF,PAの値は全く気にしなくって大丈夫です。
実際、表記されている数値が正しいという保証はありませんもの。これらの表記、
薬事法という法律的には表示するためには人の背中を使った検査が必要になります。
この検査は100万円以上もする高額な検査なのでほとんど行われれる事がありません。
代わってSPFアナライザーという測定機器で数値を出しますが、本当はこの値は商品に記載してはいけないのですよ!!
大手の化粧品会社であればきちんと検査をしていますが中小は…
大抵の日焼け止めはSPF20,PA++程度はありますので♪
ついで、汗をかきやすい人であればウォータープルーフを
この場合は、落ちにくい効果を発揮するためにシリコンオイルが配合されている
事が多いそうです。そのため、若干べたつきを感じます。
ベタ付きが苦手な方は、ノンシリコンタイプを選んでいただければOK
(汗、水で落ちやすくなります。)
紫外線吸収剤・散乱剤
日焼け止めの効果を発揮する成分
- 紫外線散乱剤(酸化チタン、酸化亜鉛)
- 紫外線吸収剤
上記の2種類があります。
紫外線吸収剤は、昔、肌荒れの原因と言われ、嫌われ者になっていますが…
じつは、紫外線を吸収すると熱を発するために肌に悪影響を及ぼすと
考えられています。これがデメリット
メリットとしては、白浮しにくい、メーカー側としては日焼け止めを作るのに
高い技術をそれほど必要としない=安価に作れる
紫外線散乱剤は
酸化チタンと酸化亜鉛の配合量をそれぞれの化粧品メーカーで
オリジナルのレシピを持っています。
肌への優しさは吸収剤と比較すれば雲泥の差で優れています。
デメリットは白浮する、白浮しにくいものは高い技術が必要=高価になる
どうすれば効果的に紫外線をブロックできるのか
実は、日焼け止めの質がかなり重要です!!
酸化チタン、酸化亜鉛はより粒子が小さいほど高い日焼け止め効果を
発揮しますが、粒子が小さい事のデメリットとして粒子同士がクリーム内で
くっついてしまって製品内にムラが出来る。
これを防いで均一に日焼け止め効果を発揮するためには、粒子を綺麗に
クリーム内へ分散させる技術が必要です。
じゃぁ、この粒子の小ささ、技術の高さはどこに書いてあるのでしょう??
残念ながら、この情報は商品には書いてありません。(薬事法的に書くことが不可能)
ずばり
価格に反映されています。
安価なものは、同じ酸化チタン、酸化亜鉛であっても粒子が大きく
(粒子が大きいとクリーム内でなんとなく均一に混ざる)高い技術が無くても
作ることが可能です。
高いものがすべて良いわけではないですが、価格にはそれなりの
裏付けがあるのですね~(テレビCMをバンバンやっていると、その広告費が
商品価格に上乗せされている事もお忘れなく!)
まとめ
今日のおさらいです!!
日焼け止めは
- 塗り直しをしやすいもの、好きなものを選ぶ
- 高品質なものを選ぶ
何を選べばいいか、よく分からない時は何なりとご相談ください。
ちなみに、私の理想の日焼け止め
- ベタベタしない
- 保湿効果はなくても良い
- ファンデーションがいらない(これにより、日中塗り直ししやすい)
- 洋服につかない
- 洗顔料で落ちる(クレンジング不要)
- 塗ったまま寝ちゃっても肌に負担がかからない
- 汗でよれない(密着度が良いってことかな?)
こんなところでしょうか。
理想の日焼け止め、作れるといいな~~
最後に独り言。
人は、先ほど私が日焼け止めに求めるような条件をあげたような作業を
テスターを塗った時に瞬時に感じ取って「この商品好き」「嫌い」と
判断するのでしょう。
その感覚を凌駕しても使うというのは、使うことによる絶対的なメリットがあるから。
つまり、高い効果が得られると思った時には好き嫌いを我慢しても受容するのだろうな。