2012-08-07

ラジオ放送のまとめ・日焼け止め編

皆様おはようございます。

竿燈も昨日で終わりました…が最終日、ちょっと天気が崩れたことが
残念でした。

でも、お蔭様で昨夜は涼しくて眠りやすい夜だったから、ぐっすり眠って今日は疲れも取れています♪



本日も美子スキンクリニックは診療日です



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さて、昨日はFM秋田に生出演しましたが、聞き逃した方から
「ブログにあげてね!」とリクエストがありましたので、今日は昨日のおさらいです。

今回のお話はこの時期にぴったりの日焼け止め・基本編

Q:日焼けはなぜよくないの?

A:日焼けは サンタン(こんがり小麦色)と、サンバーン(ヒリヒリ、やけど)の
2種類があります。
サンタンは問題ないのですが、サンバーンは、やけどと同様に水ぶくれになったり
皮がむけたりしますので、注意が必要です。


そして何より、紫外線A波(UV-A)の影響で、シワ、たるみなどの
原因になる「光老化」を起こします。

更に、紫外線を浴びることにより、表皮細胞の膜の上で「活性酸素」が生じ
肌に炎症後の色素沈着を起こしたり、この活性酸素の仕業でメラノサイトが
勘違いを起こしてしみを作ったりしてしまうのです。

Q:日焼けを生じた時はどうしたらよいの?


A:ヒリヒリ、水ぶくれ等を生じた場合は冷やすのが一番。
この場合、氷や保冷剤を直接当てると冷やしすぎになってかえって凍傷の
症状を呈しますので、冷たく冷やしたタオル、保冷剤をタオルでしっかりまいた上で当てたほうが良いですよ。

Q:思わず日焼けてしまいました。シミを予防するには?

A:残念ながら日焼けを無かったことにすることはできませんので、
今焼けた分は皮膚のターンオーバーが正常に働いて28日後に色が取れていくのを待つしかありません。
でも、ここであきらめないで!
投げやりになって、日焼け止めを使うことをやめてしまえば、
紫外線による、さらなる光老化が進み、取り返しがつかないシミや
シワの原因になりますので、
日焼けてしまっても、あきらめずにその後の日焼け止めを頑張ってください。

Q:おススメの日焼け防止グッズは?

A:やはり何と言っても日焼け止め。 その日焼け止めもより肌のサビを取る
タイプの抗酸化物質「フラーレン」や「APPS」を配合したものがおススメ。

フラーレンとは?

APPSとは?

それはさておき
SPF とPAについて補足です。

SPFとは UV-Bを15分×SPF値の値だけ防ぐ物 強さでなく時間を表す数値
SPF20であれば、15分×20=300分日焼けを防ぐ

一方
PA は UV-Aを防ぐ強さを表しています。 +~+++まで
当然+++がUV-Aを防ぐ強さが強力です。

シワやタルミの原因、光老化はUV-Aによりもたらされますので、+++の
日焼け止めを選びたいですね。

そしてもう一つ
SPFやPAの値は、足し算にはなりません。
例えば 日焼け止めSPF 30 + 下地 SPF15 + ファンデーション SPF10 =55
ではなく、
この中で一番数値の高い SPF30分の効果となります。

それでも何種類か塗り重ねるメリットとしては
重ねることにより、ヌリムラが無くなり、まんべんなく日焼け止め効果を
発揮する事が出来ます。

強い日差しもだいぶ和らいできましたが、ここで気を抜かずもう一息UVカットを頑張って!!

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