ピアスかぶれ

皆様こんにちは。

本日、美子スキンクリニックは診療日です。

7月の臨時休診日は
7月24日(木)です。



明日の土曜日、15:00の予約にキャンセルが出ました。

美容診療など、ご希望の方はお電話いただければ幸いです。
それ以外の時間はすべてご予約を頂いております。

3連休のスタートですが…外来はこみそうな予感です。
なるべくテキパキ診療できるよう、頑張りますので
どうぞよろしくお願いします。

ピアスのかぶれ

汗をかく季節になりました。
この時期に一番気を付けなければならないものが、
ピアスかぶれ
(ついでに、金属かぶれも!)

なぜ、この時期に一番なりやすいかというと、
金属+汗=金属がイオン化して皮膚に浸透しやすくなる。

なのです!!

特に、ピアスホールが完全に出来上がっていない状態ですと
傷と同じですから、皮膚のバリア機能が落ちているところに、金属イオンが入り込み高率にかぶれを生じます。

どんな素材のピアスなら安心?

1位 シリコン・プラスチック
2位 チタン

この2種類であれば、かぶれを生じることはまずありません。

でも、シリコン、プラスチック、チタン製のポストで作られているピアスは比較的少数派…

では、一般的な金属のピアスではどのようなものが良いか。

その前に、
金属アレルギーを起こしやすい素材の統計を
お示しします♪

金属アレルギー

コバルト、ニッケルなどのメッキは当然ですが
意外にかぶれを生じるものが多いのは
「金」

これは、18Kなら大丈夫!! と考えて
金素材のものだけを使用している人が多いからではないかと
推測されています。


この表からいえることは
かぶれにくい金属は

「銀 シルバー製」

私も、この時期になるとピアスがかゆくなりますが
このピアスなら大丈夫♪

写真(40)1

フックの部分を拡大すると
写真(40)
925の文字が!

これは、銀が92.5%、その他のものが7.5%
ということを示しています。

7.5%の成分は、銅やニッケル、コバルトのことが多くみられます。

本当は、ニッケル・コバルトを含まない銀100%が
理想ですが、銀100%では柔らかくて加工に向かないのが難点です。

それなので、ジュエリーに使用される
銀は SV950、SV925などが一般的です。

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