皆様おはようございます。
本日、美子スキンクリニックは診療日です。
8月中の臨時休診は
8月13~15日 お盆休業
8月28日 東京 天神下皮膚科形成外科診療のため休診
です。
Aターン就職をご希望の方へ
先日から、スタッフ募集の案内をブログで掲載
しておりますが、遠方に子供さんがいらっしゃる方から
ご相談がありました。
「お盆に帰ってくるから、そこで面接ってできますか?」
「はい!お盆時期でも面接をお受けしております。」
クリニック自体はお休みに入りますが
面接は事務の方で可能です。
秋田に戻ってくることを「ちょっと」考えている…
秋田にいつかは帰ってこようかな…なんて
お考えの方がいましたら、どうぞお気軽に
声をかけてください。
ただし
13日~15日はクリニックに電話がつながらなくなりますので
12日までに一度ご連絡を頂ければ幸いです。
ひどい日焼けをしたときの応急処置
ここ数日良い天気が続いていますね。
秋田でも海水浴日和で、海にお出かけの方も
多いかと思います。
海では日陰がありませんので、まずは日焼け防止対策を!!
ラッシュガード、Tシャツなどを羽織って
海に入る工夫が、皮膚のためには必要です。
それでも(あるいは、対策せずに)思いっきり
日焼けてしまったときは「火傷」と同じと考え
応急処置を行いましょう♪
1.まずは冷やします
水道水で濡らしたタオルで冷やしましょう。
保冷剤を使用したり、氷水で冷やす必要はありません。
冷たすぎるもので冷やすと、かえって凍傷を起こしたり、
皮膚の炎症が強くなる場合があります。
普通の水道水の温度で大丈夫。温まったら
何度か冷やしなおして30分~1時間ほど冷却
してください。
2.ワセリンなどの塗り薬を塗る
日焼けでヒリヒリしているときは、皮膚の保護が必要です。
余計な成分が入っていない、ただのワセリンが一番。
写真のワセリンは、ドラックストアで買ってきたものですが
50gで250円でした!
もし、手元になにか「ステロイド」と呼ばれる
塗り薬があればこれを混ぜて塗ります。
体の日焼けであれば、ステロイドは何でもOK
手持ちで持っている薬がステロイドかどうか
分からない場合は
「ステロイド軟膏」と検索すると薬の名前が
出てきますし、
最近では、ジェネリックを処方されているケースが
多く、わかりにくいときは
「ステロイド ジェネリック」あるいは手元にある
薬の名前を検索欄に入れて「○○(薬の名前)」と
検索すると、成分名などが出てきます。
どんなに強かろうと、弱い薬であろうと
1日外用する程度では、体の場合は問題ありません。
ただし、お顔の症状は別!!
顔の症状で悩んだ場合は、きちんと皮膚科を受診するか、
ワセリンをたっぷり塗るだけにしておいた方が
安全です。
3.塗るときはたっぷりと
さて、ドラックストアでワセリンを手に入れたら
遠慮せずにたっぷり外用しましょう。
背中全体に塗る場合は、写真のように
さくらんぼ大
これに、ステロイドを1~2センチほどの長さ分足して
手のひら全体でしっかり混ぜ、軟膏自体も
温めて柔らかくしたところで
日焼けの痛いところにペタペタ塗っていってください。
けして刷り込んだり、皮膚の上で伸ばそうとしては
いけませんよ♪
あくまで、手の上の軟膏を置いてくる感じ。
4.ガーゼよりもラップ
全体に軟膏を塗ったら、その上からラップで
保護します。
日焼けして弱った皮膚が、空気に触れたり、
洋服とこすれると痛みや悪化につながりますので
こすれないようにラッピングです。
使用するものは、一般的なラップでOK
ガーゼですと、せっかく塗ったワセリンの油がガーゼに
吸われてしまいますし、ガーゼ自体が貼りついて後々はがすことが大変に
なる場合もあります。
5.皮膚科受診
皮膚科受診の際は実際に混ぜたステロイド外用薬を
持参していただく、あるいはお名前をしっかり
書き写して情報提供をお願いします。
ひどい日焼けをしたけれど、皮膚科はお休みの日だったり、
遅い時間で困った…なんて時には
ご自宅で上記のような応急処置を行うと、
ヒリヒリが改善して安眠できますよ♪