ワキ汗治療 保険と自費で使うボトックスは違うものなの?

 

皆様こんにちは

今日も秋田のAdeBクリニックで診療を行っています。

明日、土曜日そして明後日日曜日は 糖尿病内科 Dr.上西の診察となります。

 

さて、6月から引き続き7月も1日一つは物を捨てるように心がけています

本日捨てたもの…ついに、躊躇していた靴を捨てました!!

そしてもう1足は愛用していた銀座かねまつさんでセミオーダーで作った靴。でもなぜか、他のセミオーダーの靴と違ってどうも合わない。
この靴を履いてから、人生初足の4指と5指の間に魚の目ができる事態に(; ・`д・´) かねまつの方と相談すると、セミオーダーの木型が実は2つあって、そのうちの一つが合わない様子とのことでした…当然こちらの黒いパンプスが合わない方の木型です。

新しく、足に合う方の木型で靴をオーダーし、届いたのでこのパンプスは感謝を込めてさようならです。合わせて、同じく痛い靴もサヨナラすることにしました~($・・)/~~~

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キレイな状態の物を捨てるのは、本当に心苦しいので、購入する際にしっかり厳選して選ぶよう、今後は心がけます。

 

保険と自費治療で使うボトックスは違うものなの?

いきなり答えですが、

おおもとは同じものです

保険診療で使うボトックスは、アメリカのアラガン社が製造し、日本のグラクソ・スミスクライン社が輸入・販売・管理をしているものです。

自費診療で使うボトックスは、アメリカのアラガン社が製造し、日本のアラガンジャパン社が輸入・販売・管理をしているものです。

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写真の左が グラクソ・スミスクライン社のボトックス 100単位

右がアラガンジャパン社のボトックス 50単位(ワキ汗治療の際には2本使用します)

日本国内で流通してい薬はすべて厚生労働省のお墨付き

これらのボトックス、どちらも厚生労働省のお墨付きをもらっている安全・安心の物です。

では、なぜ片方は保険が使えて、片方は使えないのか?

 

それは

厚生労働省に使用目的を認めてもらったときの違いがあります。

グラクソ・スミスクライン社のボトックスは「ワキ汗」の治療で使う事の申請を厚生労働省に出し、「ワキ汗」は「原発性腋窩多汗症」という病名で保険診療が認められました。

一方

アラガンジャパン社のボトックスは「眉間のシワ」の治療で使う事の申請を厚生労働省に出したため、「眉間のシワ」は病気ではないという事で自費診療において認められました。

この違いで、片方は保険診療OK,もう片方は自費診療のみ…という違いが出ています。

 

元が同じなので効果も同じ

結論としては、日本国内で流通している「ボトックス」という薬に関しては、もともとが同じなので効果も同じです。

ただし、

ボトックス…ではない、別のボツリヌストキシン製剤は安全性や効果が不明なので、当院では取り扱っていません。

まず、国の認可も受けていませんし、厳格な温度管理が必要なボツリヌストキシンにおいてどのように日本に輸入され、流通しているか(途中どこかで室温にでも置かれたら…効果はなくなってしまいます)が不明な点で、安心して使うことができないと、私たちは考えています。

 

ワキ汗治療を受ける際は、是非安心・安全の厚生労働省のお墨付き「ボトックス」「ボトックスビスタ」をお選びいただくことをお勧めします。

*ボトックス:グラクソ・スミスクライン社のボトックス、ボトックスビスタ:アラガンジャパン社のボトックス

 

 

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