皆様おはようございます。
本日は美子スキンクリニックの診療日です。
全国的にはこの後春の嵐で天気が崩れるようですが
今朝の秋田は非常に良い天気。
しかも
フェーン現象みたいになっているのか、本日の
最高気温予想は20度ですね!!
現在のキャッスルホテルのクリニックには、残念ながら窓が
ありませんので、いったいどれぐらい天気が良くて
気持ちよさそうな感じなのかはわかりませんが、
患者さんのお洋服からは軽やかな春の気配を感じます。
明日もいい天気ならよかったのにと思いますが、残念ながら
今日の夜から荒れてくる予報ですものね。
週末はおとなしく家に居ることにしますか…
レーザートーニングの賛否
昨日のレーザートーニングの賛否のことに関して、
一部訂正というか、誤解を招くような書き方をしちゃった
かな?と思い少し書き足しますね。
日本形成外科学会のレーザートーニングセッションで
賛成派4名
慎重派1名
の先生方のお話が出ましたが
一つはっきりしていることは
賛成派の先生、およびその症例は
私のブログでもちょっと前から書いているように
レーザートーニングに適した機種をちゃんと選び
そのうえで内服、外用などのプレトリートメントも行っています。
一方
慎重派の先生のところに来られた
他のクリニックで治療を受けた患者さんは
どの機種で照射を受けたか分かりませんし
プレトリートメントをきちんと行われている患者さんは
半数程度だったとのことです。
まずはじめに、レーザートーニングをきちんと
謳っていいレーザーはこちら。
メドライトC6
レーザー機器はある機種が流行ると、それを真似た
波長、パルス幅のものが続々と出てきます。
取り扱っている株式会社ジェイメックの社長にお伺いすると
このメドライトC6を模倣したレーザーが多数出されていて
そのレーザーでもレーザートーニングは可能と言える。
でも、
実際に使っている先生方からは
「カタログ上のスペック(機能)は同じなのだけど
効果が違うんだよね」とのお声をいただくとのことです。
カタログ上はnsecのスペックでも
実際は技術力の低さからmsecしか出せない機種だったり
するのではないかな…というお話でした。
レーザー機器は非常に高額な医療器械であり、
それはその開発に莫大な費用が掛かるかるのに
(AADでお披露目されたピコセックpsec:nsecの1000分の一秒
レーザーは3000万円超!!)
すでに開発されたレーザーを真似て作ったものは
開発費も非常に安く、それゆえ機械も安くDrのもとに手に入ります。
クリニック経営の点から、開発元ではないところの
レーザーを使用しているクリニックも当然あるわけです。
そういった後追いメーカーにおいては、
当然治療効果などについてのデータやスペシャリストの先生と
いった手札が少なく、開発メーカーのただ真似をしている
場合があります。
そうなると、その機械を使っての治療効果や
安全面への対応がおろそかになりますよね。
やはり
自由診療で高い費用を患者さんからいただくのであれば
きちんと効果とデータや安全性のある、開発メーカーの
レーザーを、あるいは、より改良+オリジナリティのある
能力のあるメーカーのものを使いたいものです。