温泉療法
皆様おはようございます。
昨日は、夕方の方が朝よりも気温湿度ともに高く、蒸し蒸ししていましたね。
本日も美子スキンクリニックは診療を行っております。
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いつも応援、ありがとうございます。
美魔女ブログの方でも話題にしていますが、今日は温泉療法について
少しお勉強したことを書いていきますね。
温泉療法…というと、温泉の泉質、アルカリ性、産生などのPHなどに
目を向けるかもしれませんが
私が目を付けているのは
温泉の「還元力」です。
注意:科学的根拠に乏しいので、そういう話もあるのね…程度に読んでくださいね
温泉水は地下に蓄えられている間は酸素と触れることが無いので、
その作用としては「還元系」のパワーを持っています。
その水が地表に汲みだされ、温泉として私達が入るようになるころには
少しずつ酸化され、最終的には還元力を奪われて(酸化され)酸化還元電位(ORP)がなくなり、ただの水となるということです。
確かに、先日入った強首温泉の水は
知覚的試験(つまり見た目)の欄に無色透明無臭と書かれてありましたが
実際にお風呂を見ると、流れ出る温泉水は透明なものの
湯船に蓄えられている温泉水は、白濁~やや赤みがかっていました。
これこそが、空気に触れることにより酸化されて、さらに含有の鉄イオンの参加により若干赤みがかかったということですよね。
話を元に戻します。
つまり、「還元作用」のある水を肌につければ、肌表面の「活性酸素」が
取り除かれるというわけ。
温泉につかることにより、全身の皮膚表面の活性酸素が取り除かれれば
この夏の紫外線によりダメージを受けている肌を救出することが出来る!!
ついでに
手の甲やら、体やらいろなんなところにできるシミやイボ
医学的には「老人性色素斑」「脂漏性角化症」も改善していく…
なんてすばらしい効能効果でしょう♪
温泉の「還元力」のメリットが分かったところで
では
どんな温泉が「還元力」があるかについて。
還元力のある温泉
還元力のある温泉の条件は、ものの本によると
- 源泉
- かけ流し
- 加水なし
- 加温なし
- 消毒薬不使用
だそうです。
この中の、源泉、かけ流しはよく分かります。 当然、地下から出てきた
ばかりの温泉水に還元力があるのですから、お風呂の注ぎ口までは
全く酸素に触れていないで欲しいなというところですものね。
そうなると
- 自家源泉を持っている温泉が最強
次のポイント 加水なし
これがかなり大事なのも分かります。
塩素の入っている水道水を入れてしまえば、そこで酸化還元反応が生じ
還元力のあった温泉水がただの水になってしまいます。
- 源泉の温度が45~50℃程度が最強
そして3つ目の加温なし
これは、どうしてなのかちょっと分かりません。
加温をすることで、酸化反応が起きてしまうのかな?
消毒薬不使用は当然ですよね。
使うことにより、酸化されますので温泉はただの水になりますし、
消毒薬による肌への悪影響が逆に心配です。
こう突き詰めていくと
本当に還元力のある温泉は現在日本で営業されている温泉の
1%もないそうです。
いつか、理想の温泉を掘り当てて美肌療養所を作りたいなぁ~