日焼け止めの強さ

皆様おはようございます。

本日美子スキンクリニックは診療日です。

2/28~3/6の間、学会に参加のためにお休みを頂きます。
お薬が足りなくなりそうな方、本日は18時まで診療しておりますので
ご予定が合えば足を運んでください。

SPF,PAって??

今日は、日焼け止めについておさらい&新しい情報です。

スタッフからも、日焼け止めに関してブログを書いて欲しいとの
要望がありました。

脱毛レーザー治療後、フラクセルレーザー後、そして美白治療
さまざまな治療の際に、日焼け止めは非常に大事になってきます。

その日焼け止め、何を基準に選べばよいかというと
まずは王道の
SPF値とPA

写真(421)

SPFとは
Sun Protection Factor(サン プロテクション ファクター)の略で紫外線防御指数とも呼ばれています。
UVB波の防止効果を表す指標です。
紫外線を浴びたときに、皮膚が赤くなるまでの時間を何倍に伸ばす
ことが出来るかを示すものです。
SPF1=15分
SPF20=15分×20=300分

つまりSPF値=日焼けするのを防ぐ時間

SPF値が大きければ大きいほど
日焼けを防ぐ強さが強いと勘違いしている人が多いですが
強さのことはまったく関係していません。

コレに対し

PAとは
PAとはProtection Grade of UVA(プロテクション グレイド オブ UVA)の略でUV-A防御指数ともよばれます。
UVA波の防止効果を表す指標です。
SPFが肌が赤くなる原因のを防ぐのに対して、PAは皮膚の黒化が起こる原因を防ぎます。
PAは、UVA波を防ぐ強さを表しています。
PA+ :PFA2以上4未満・UV-A防御効果がある。
PA++ :PFA4以上8未満・UV-A防御効果がかなりある。
PA+++:PFA8以上16未満・UV-A防御効果が非常にある。

PA分類が1段階上がると、UVA防止効果が2倍になります。

と今までは、3段階評価でしたが

2013年1月から新たに
PA++++が表記できるようになりました。
(コレ、本日の新情報!!)

PA++++:UVAPFが16以上・効果が極めて高い。



そして
UVA=シワ、肌老化の原因、シミの原因
UVB=日焼け、シミの原因

ですから、出来るだけ若々しい肌を保つにはUVAを強力に
カットしたいものです。




それなら、すべての日焼け止めがPA++++になればいいのに…なんて
思いますが、実はなかなか簡単にそうならないのです。

それは、
PA++++の効果を出すためには、「紫外線吸収剤」を配合しなければ
難しいから。

お肌に優しいとうたっている日焼け止めは、紫外線吸収剤不使用を
目指しており、すべての効果を紫外線散乱剤(酸化チタンなど)に
ゆだねています。

この紫外線散乱剤でSPF++++を出そうとすると…
真っ白な顔になること間違いなし。

そんなわけで
PA++++の肌に優しい日焼け止めが登場するのはまだまだ先かな~




余談ですが、紫外線吸収剤がなぜこれほど悪者扱いされるのか
疑問ですよね。

私もまだ勉強不足ですが
紫外線吸収剤は、肌に刺激が強く、かぶれを生じやすいという
欠点があります。

私も、20歳ごろ海に行くために準備をした強力に紫外線をカットする
事をうたっている某有名日焼けどめを使用し、かぶれて顔中に
にきびが出たことがあります。

使用するたびにピリピリと強い刺激を感じましたが
当時は若かったので
「さすが強力日焼け止め、使用感も違うのね~」なんて
のんきに考え、他の人から指摘されるまで、日焼け止めが
にきびの原因だったなんて気づきもしませんでした。



ですから、闇雲にSPF値、PA値が高いものを選ぶのではなく
それぞれの利点欠点を考えた上で、ご自身にとって
最適なものを選んでいくことが必要だといえます。


現段階では、
やっぱりかぶれが心配なので私自身はPA++++は選ばないですね。


だって、どんなに数値の高い日焼け止めをつけても
肌をこすれば全部取れます。

日焼け止めは、数値にこだわりすぎるのではなく
塗りなおしを頻回に行うことのほうが大切!!

そういう意味では、どうせ作るなら一番最後にお顔に塗る
ファンデーション、
コレにこそPA++++を導入すればより効果が高いのにな。

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