見た目年齢

皆様おはようございます。

本日は、美子スキンクリニックの診療日です。

今月の臨時休診は
4月25日(木) 東京 天神下皮フ科形成外科 にて診療
4月29日(祝日)

となっております。

ご迷惑をおかけしますがなにとぞよろしくお願いします。

見た目年齢

先日たるみの話、ゴルゴラインの話などを書きましたが
今日は、見た目年齢について考えていきたいと思います。



何のために美容治療を受けるか…ニキビを治したい、
きれいな肌になりたい…いろいろな思いがありますが
やはり多い希望は
「若く見られたい、老けた疲れた感じを無くしたい」

誰かに見られた時の評価ではなくて
鏡を見た時に自分がガッカリすることを改善したい、そんな
思いから、治療を希望されることが多いです。

確かに、
診察しているときも(カルテには実年齢が書いてありますから)
見た目年齢と実年齢が大きく離れている人は
あまりいません。




今まで診療していて
非常に若く見えた方は
60代の女性が2人(どう見ても40代後半にしか見えない)
50代の男性(35歳ぐらいに見える)

上記の3人の方です。

どこが違うと若く見えるのかな…なんてあれこれ考えていますが
私から見て感じることは
1.肌の張りがある
2.顔の皮下脂肪が適度(やや少なめだが頬がこけていない)
3.たるみが少ない

以上の3点ですが、もっと学術的にはどうなのだろう?? っと
思います。

あれこれ探していたら

この雑誌に面白い論文がありました。
写真(507)

「顔の見た目年齢と魅力の解析およびその操作方法」

写真(510)

読んでいてもとても面白い論文だったのですが
著者はなんと
東京大学の教授。

実年齢20歳~70歳後半の男女各200名、計400名の
正面写真を 41人の被験者に写真だけで
①若年 35歳未満
②中年 36~49歳
③老年 50歳以上
どの年代に見えるか判断したものをまとめフェイスラインをデータ化
した論文です。

若年顔は
額が大きくて顎が小さい卵型の輪郭になっているのが
特徴的で、加えて、顔が全体的に小振りで目が大きくなっている。

老年顔は真央の下半分が垂れており、目は小さくかつ目じりが
下がっているとの結果でした。

解析した図を見ると
若年型では顔の中央にコンパクトにパーツが集まっている
印象なのに対し
老年型では眉と目の間、鼻と口の間などが放れ
伸びたような印象を受けます。

やはり、たるませない、
フェイスラインをすっきりする。

これらの条件が必要なようですね。

関連記事

小原美子公式Facebook
Instagramはじめました!

return top