液体窒素による治療では色素沈着が残ります!

 

皆様おはようございます。

本日も秋田のAdeBクリニックで診療を行っていますが、明日から8月14日までクリニックは夏季休業となりますので受診の際はご注意ください。

それに伴い

ホクロの切除などは本日治療ができませんし、本日の18時近くに受診される場合は、施術などが後日になるケースもありますので、こちらも併せてご注意ください。

 

液体窒素の治療は要注意! 色素沈着が残ります

写真の真ん中にある茶色シミ…実は、このシミは液体窒素による治療を行った後で生じたシミです。

液体窒素 シミ 小原美子

イボの治療として一般的に使用するものですし、当然当院でも使っているのですが、治療後1カ月ぐらいたったところでこのような「炎症後色素沈着」と呼ばれるシミが生じてきます。

保険診療で液体窒素を使用すると、一時的な費用としてはお財布に優しい金額ですが、返ってシミが増えてしまい美白剤などの費用がかさむケースもあります。

ですので、

明らかに炎症後色素沈着が残りそうなときは、自費での炭酸ガスレーザーによる治療をお勧めすることがあります。

炭酸ガスレーザーでの治療は

1.1回でイボが取れる

2.液体窒素治療と比較して炎症後色素沈着になりにくい

という利点が挙げられます。

一方、注意点として

1.擦り傷のような感じになるので、1週間ほど軟膏+テープが理想的

2.1つ1つ費用が掛かる(当院では1センチぐらいまでの物一つ10,000円、多数ある場合は、全体で上限予算を決める)

等が挙げられます。

それぞれのメリット・デメリットを天秤にかけ、ご都合の良い方を選んでいただければよいと思っています。

詳しい「炭酸ガスレーザー」の治療は下記の記事から

炭酸ガスレーザーでイボを除去

 

下の写真は、こめかみ部分のいぼ治療前

イボ治療前

 

下の写真は、炭酸ガスレーザーでイボを治療した直後。一回の治療でイボはしっかりとれています。

イボ治療直後

この後、数日軟膏を外用してばんそうこうを貼っていただければOK

更に、炎症後色素沈着が生じる可能性を減らすためにハイドロキノンを塗ると完璧ですね(^_-)-☆

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