バラの生育地域差/肝斑・トランサミンの止血機序・長期内服

皆様おはようございます。

本日、美子スキンクリニックは診療日です。

4月の臨時休診は
4月24日(木)です。

ようやく秋田の桜もつぼみが膨らみ、
桜の木全体がモーヴピンクになってきました。

今週末ぐらいには開花かな~。

バラの生育地域差

今年のGWはガーデニングにはまろうかと計画を
練っていて、今からあれこれ苗をそろえたり
土づくりをしたりと準備をしています。

苗はできるだけ、気候の似ている新潟や
長野などのお店から購入するようにしているのですが…
どうしても欲しいバラの苗が、大分のお店でしか
在庫がなかったのです。

ネットを見ながら、ぽちり。

昨日暖かい大分から届いた苗(左2つ)と、
秋田の冬に屋外に置いていた苗(右2つ)
同じバラの大苗ですが芽吹き方が全く違います。

写真(3)

そういえば、東京や関西では3月末には満開だった桜も
秋田ではほぼ1カ月遅れですものね。

大分の温かさから-10度ぐらいの秋田に
送られてきて、このまま無事に大きくなってくれると
良いのですが…

季節外れの寒波が来ませんよぉに。

肝斑・トランサミンの止血機序・長期内服

先日お伝えした、肝斑への治療でよく使われる
トランサミンについての追加報告です。

写真(4)

トランサミンの止血機序・抗炎症作用

トランサミンは、異常に亢進したプラスミンの
働きを抑制し、フィブリン分解を阻害することによって
止血すると考えられます。

文献にはこう書いてあります。

わかりやすく説明すると
出血している部位で、止血のためのかさぶたが
できる。
このかさぶたを溶かそうとする働き(フィブリン分解)を抑えて、
かさぶたが取れないようにする。

そんな作用です。

この抗プラスミン作用にもう一つ効果があって

プラスミンにより、血管内にヒスタミンが増えることを阻止します。

血管の中にヒスタミンが増える
    ⇓
血管の透過性が上がる
    ⇓
血管からさまざまな物質が透過しやすくなる

こういったことをトランサミンを内服することに
よって、防ぐことが可能です。

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